**組織行動(Organizational Behavior, OB)**は、
「職場や組織の中で、人がどう感じ、考え、動き、互いに影響し合い、組織としてどう成果や変化が生まれるか」を、心理学・社会心理学・社会学・経営学などを使って解明し、実務に活かす学問・考え方です。
3つの分析レベル
1) 個人レベル
- 性格・価値観・能力(例:Big Five)
- 動機づけ(例:期待理論、自己決定理論)
- 認知・バイアス(例:確証バイアス、帰属の誤り)
- 態度・満足・エンゲージメント
- ストレス・メンタルヘルス・燃え尽き
2) チーム/集団レベル
- コミュニケーション
- リーダーシップ(例:変革型、LMX)
- 権力・政治・影響力
- 対立(コンフリクト)と交渉
- チーム規範・役割・心理的安全性
- 多様性とインクルージョン
3) 組織レベル
- 組織文化(例:シャインの文化モデル)
- 組織構造(集権/分権、階層、マトリクス等)
- 制度・評価・報酬設計
- 組織変革(例:ルーウィン、コッター)
- 意思決定と学習(ナレッジ)
よく扱う「因果の型」
組織行動はだいたいこの形で考えます。
(原因)制度・上司・仕事設計・チーム環境
→ (中間)動機/認知/感情/関係性
→ (結果)成果・離職・協力・革新・安全・ウェルビーイング
実務で効く“レバー”例
- 目標:具体・適度に難しい目標+進捗フィードバック(やりっぱなし防止)
- 動機づけ:報酬だけでなく、裁量・成長・意義(内発的動機)も設計
- 採用/配置:能力だけでなく価値観・チーム適合も見る
- 評価:結果だけでなくプロセス・協働も評価に入れる
- チーム:役割の明確化+心理的安全性+衝突の扱い方を決める
- 文化:スローガンより「日々の意思決定のルール」と「人事制度」が文化を作る
すぐ使えるミニ用語
- 心理的安全性:不利益を恐れず発言・提案・指摘できる感覚
- 公正感:配分(成果の分け方)・手続き(決め方)・相互作用(扱われ方)
- ジョブ・デザイン:仕事の裁量、フィードバック、完結性、重要性などでやる気が変わる
必要なら、あなたの用途に合わせて 「授業の要点まとめ」「レポート構成」「事例(自社・チーム)に当てはめた分析」 みたいに形にして出せるよ。
いま欲しいのはどれ?(例:試験対策/レポート/マネジメント実務/面接で話す用)